エドウィン・バレロVSティモシー・ブラッドリー

個人的に愛すべき化け物、エドウィン・バレロが今回のデマルコ戦の激勝によりアメリカでも認められ、次戦、Sライト級最強とおもわれるティモシー・ブラッドリーと戦うという情報が流れています。

WBA/Fedelatin/S・フェザー級王者
第36代WBA世界S・フェザー級王者
第33代WBC世界ライト級王者
エドウィン・バレロ(ベネズエラ)
Edwin Valero
27戦27勝(27KO)

WBC/Youth/ウェルター級王者
WBC/Youth/S・ライト級王者
第30代WBC世界S・ライト級王者
第16代WBO世界J・ウェルター級王者
ティモシー・ブラッドリー(米国)
Timothy Bradley
26戦25勝(12KO)1ND


コアなボクシングファンにとり

パッキャオVSデラホーヤ

などより興味深い対戦ではないでしょうか。

バレロは強く好きですがブラッドリーもまたかなり好みです。
彼らこそがパッキャオの次を担うスター候補だとおもいます。

ハードパンチとアグレッシブで群を抜くバレロですが、体格的にはライト級が合っており
どんどん階級上げていくとその利点も削がれてしまうのではと懸念しています。

片やブラッドリーは元々WBC/Youth/ウェルター級王者であり体格ではバレロより立派でしょう。
黒人特有の芸術的な腹筋ワレワレ肉体美です。

バレロがこういうスピーディーでスキルフルな黒人選手と戦うのは見たことないのでとても興味深いです。

追い詰めてKOでねじ伏せればバレロ、スピードと出入りで完封判定ならブラッドリーでしょうか。

究極のビッグマネーファイト、パッキャオにたどり着くならお互い避けて通れない茨の道です。

ブラッドリーも逃げる気配はまったくなく頼もしい限りです。

がしかしまだ噂レベルであり、バレロはデマルコのエルボーで額がザックリ割れたのでしばらくは休養のようです。


リカル・ラモスVSホルヘ・ソリス

暫定WBO/Latino/S・フェザー級王者
暫定WBA世界S・フェザー級王者
リカル・ラモス(コロンビア)
Likar Ramos
23戦21勝(15KO)2敗

ホルヘ・ソリス(メキシコ)
38勝 (28KO)2敗2分

地味な暫定戦ですがこの試合もスルーできません。
まともな映像はなかったですが・・・


なぜなら正規王者 内山高志の階級の暫定王者だからです。

リカル・ラモスは未知でしたが五輪代表のコロンビアン。
風貌から確かな技術に裏打ちされたパンチャーと想像します。

対する挑戦者は安定王者だったウリセス・ソリスの兄だそうです。

この人はパッキャオにKOされた印象が強い選手ですが
インタビューでパッキャオも強かったと褒めてました。
ウリセス・ソリスの血が流れているならそりゃぁ強いんでしょう。
戦績もキャリアも豊富です。

試合はダウンの応酬だったようですがソリスが最後は圧倒したようです。
この映像だけではわかりませんが完膚なきほど倒してます。

パッキャオ戦を振り返ってもかなり好戦的な選手でしたので
内山との試合があれば打ち合い、倒しあいが予想されます。

こういう一流ランカーがゴロゴロいる階級で王座を守っていくのは大変だとおもいますがダイナマイトパンチとクールな彼なら頼もしいです。

サルガドを片付けてもちゃっかりこういう選手が指定位置につくところ、
WBCのお膝元、メキシコの層の厚さを感じます。

リコンドー5戦目

この選手だけは毎試合チェックしとく必要がありそうです。

ギジェルモ・リコンドー

アマ247戦243勝

世界選手権2連覇
オリンピック2連覇


前回は出てこない相手に慎重になりすぎ判定でしたが
今回はあっという間に終わりました。

荒い動画しかなかったのでよくわからなかったのですが
今回鮮明な動画があり左ボディがわき腹に刺さったのがよくわかりました。

相手の痛がり具合からして折れたのでしょうか。

このパンチで何度かKOしてますがすさまじいパンチです。
パンチのタイミング、場所、全てバッチリなのでしょう。

もうNEXTP4Pチャンピオンと語られ始めているリコンドー、
そろそろランカーあたりと試合をし同僚のガンボアより早く世界戦にこぎつけることになるでしょう。

既に10度防衛、無敗のクリス・ジョンを差し置いてフェザー級NO1の評価も聞かれるガンボアですが
この人には魅力も欠点(あごが無防備でダウンする時がある)もありますが今のところリコンドーに欠点は見当たりません。たぶん慣れてないとおもうので打たれた時、苦しい時どうなんだろうという点くらいでしょうか。
軽量級キューバ勢は苦戦もないのでまだまだ底が知れません。

今の世界王者シーンも熱い階級ですが
この男こそもっとも恐ろしい帝王かもしれません。

王者と実力比較することすら不可能なパーフェクトぶりで勝ち続けています。

エドウィン・バレロVSアントニオ・デマルコ

期待に違わぬ熱戦となりました。

結果は唐突でデマルコが10Rに応じることができず
バレロ勝利となりました。

これといった有効打も負傷もなかったのに棄権してしまったのには
何か理由があったのでしょうか。採点不利でこのまま続けても勝てないという判断だったのでしょうか。
まだ若く有望な選手なので破壊される前に判断したのかもしれません。

デマルコはやはり強かったです。
さしたるパンチのヒットがないにも関わらず初回からバレロの頬を赤くさせ、鼻血を出させていました。
2回の偶然のエルボーでバレロは酷い傷を負いましたがすごい衝撃だったことでしょう。

バレロ、今回は痛烈ノックアウトとはいきませんでしたが、様々な部分をみることができ
やはり超一流の強いチャンピオンだと確認できました。

・ハンドスピードが速い
・必ずコンビネーションで打つ
・必ず手数、リングジェネラルシップで上をいく
・全てのパンチがボールを投げつけるようで瞬間威力が破壊的

こんな点が印象に残りました。ディフェンスや出入りなど総合的なテクニックも高度です。
彼もキューバのガンボアやリコンドゥと同じく圧倒的なハンドスピード、出入りの速さを持ち味にしているとおもいます。

しかし課題も見えました。

・顔面ばかり狙っている
・強引に入っていくところがあるのでバッティングやアクシデントが起こりやすい
・打たれたら倍のお返しをしてやろうという気迫があり強引
・ずっとオーバーペース

などなどですが欠点とは言えない、むしろ長所かもしれません。

今回のように強く、巧く、長身でガードの高いデマルコのような相手には打ち上げ気味の顔面へのパンチはなかなかヒットしないかもしれません。6ラウンドあたりから少しボディも打っていたのでそれがデマルコの心身の気力を削いだのかもしれません。

見た目は違いますがパッキャオも似た特徴があるような気がします。

全米で初めて放映されたようで今後益々期待します。
勇敢で試合が楽しい大好きなボクサーです。

バレロのボクシングの全てを引き出したデマルコも素晴らしいボクサーだったとおもいます。
ハンドスピードに差がありましたが彼は再浮上してくるに違いない強い立派なボクサーでした。








デンカオセーンを応援する

日曜日の日本での世界戦は当然デンカオセーンを応援するのですが
この王者、久高戦、亀2初戦同様のスタミナ不足な体たらくな試合をしないか心配です。

細野戦で来日した小型戦車のプーンサワットとは同じジムで練習しているようでスパーリングもよく(以前は)していたようです。

彼いわく「一応練習はしているがハードではない」みたいなことを言ってました。

年齢的にもモチベーション的にも優等生のプーンサワットほど期待はできないでしょう。

経験とスキルでごまかしながら戦ってるような最近のデンカオセーンですがやはり彼がすごいなとおもうのは雑でも安定したテクニックとパワーです。

久高戦でも強引に押してボディ打てばなんとかなるだろ的な試合でしたが実際後半グダグダでも強さを感じさせたのはデンカオのほうで勝ちはゆるがない印象を受けました。(ラウンドマスドでは自分は久高と出ましたが)

坂田戦でもゆったりした動きの中から放つきれいなパンチは重さを感じさせ、完成度ではデンカオが上だなと2戦ともに感じました。

自分が日本王者の清水より池原などをかっているのはそういう重さみたいなものを感じさせるからです。
名城VS富山にもそういう違いを感じました。

ひどかった亀2初戦でも初回あたりはさすがにレベルの差を感じさせる余裕が見えました。その後は残念でしたが。

日本人VSタイ人の世界戦で感じる印象というのはたいてい同じでパワーやテクニックではタイ人の方が上であるように見え、その後ボディなどで意外とあっさり弱っていく(スタミナがない)みたいな特徴の選手が多かったようにおもいます。

キャリア豊富でパワーも感じるデンカオセーンですがそれほどKO率が高くないのは後半落ちるからでしょう。
坂田初戦も初回の強さは恐ろしかったほどですがその後は試合を棄権しそうだったようで・・・

これだけのキャリアのある王者ですからそこそこ負けないボクシングは心得ているとおもいますし、こういう状態の王者にとって体力がある若手挑戦者っていうのは厄介だとはおもいますが何とか手抜き、省エネ、判定狙いでなく若いころのハングリーさをおもいだして全力でむかってきてほしいとおもいます。

現状でさえ、日本開催でもどっちが人気あるかわからない奇妙な試合です。
これに強烈な強さで勝てば日本でも大変な人気者になれるとおもいますので是非世界王者にふさわしい圧巻の試合を見せて欲しいものです。

エドウィン・バレロVSアントニオ・デマルコ

WBA/Fedelatin/S・フェザー級王者
第36代WBA世界S・フェザー級王者
第33代WBC世界ライト級王者
エドウィン・バレロ(ベネズエラ/帝拳)
Edwin Valero
26戦26勝(26KO)


NABO北米ライト級王者
暫定WBC世界ライト級王者
アントニオ・デマルコ(メキシコ)
Antonio DeMarco
25戦23勝(17KO)1敗1分

同じ日の日本での世界戦よりこっちが気になる自分です。

西岡がジョニゴンを下した時と同じ会場ですので盛り上がるでしょう。
メキシコは今スポンサーのビール会社が競ってボクシングを支援しているので
お金が集まり、本場アメリカ並に熱いんだそうです。

コロナビールを贔屓にしなきゃ。

野生児バレロの相手はなかなか手強そうです。
長身のサウスポーでいてかなりアグレッシブに手を出す若者です。
小堀戦が印象深いパンチャーのホセ・アルファロを何度も倒しています。

気持ちも調整も最高潮のようです。

見た限り、ファン・カルロス・サルガドのように未知数な部分はない
間違いなき有望なボクサーで調子づくと力を発揮しそうです。

しかし見るからに線が細いので屈強なバレロの圧力とパワーにあっけなく屈する姿が想像されちゃいます。

生きのいい有望な暫定王者なのでミハレスがアルセを下して株を上げたような試合も十分期待できますがどうなることでしょうか。

この試合でバレロがデマルコを圧倒、完全KOするなら彼はやはり超一流の世界王者であると再確認できるとおもいます。

すごいKOマシーンのバレロはアマチュアではそれほどKO率が多くなかったようでプロ向きだったんだろうなとつくづくおもいます。

KO決着必至、激戦になるか一方的なものになるか、楽しみです。

日本の同じ日の世界戦もこの試合に負けないくらい鮮烈なものになってくれるといいのですが・・・



長谷川の対戦相手は?

バンタム続行を決めた長谷川ですが対戦相手は誰になるんでしょうか。

ベチェカが1位となり指名挑戦者とは戦わない方向とのことですが
となると

統一戦か過去実績のあるボクサーということになり

モレノ
シドレンコ
アクベコ

あたりが予想されますが

ムニョス
ミハレス
アルセ

あたりかもしれません。

ダルチニアン

だったら最高ですが。

一体誰になるのでしょうか。日本で説得力を持たせるなら

ムニョス
ミハレス

あたりでしょうが世界的なアピールとなると意味ないかもしれません。

誰なんでしょうかね。

西岡の相手も含めて。

デンカオセーン・カオウィチット

第2代PABA/フライ級王者
暫定〜第5代PABA/フライ級王者
第6代WBC/ABCO/フライ級王者
暫定PABA/フライ級王者
WBA世界フライ級王者
デンカオセーン・カオウィチット/シンワンチャー(タイ)
Denkaosan Kaovichit
50戦48勝(19KO)1敗1分

すごい戦績、この頃あなたは若く強く根性があった。
この頃の熱き気持ちを再び・・・








久高がどうやらルイス・コンセプションと対戦交渉しているようだ。
こっちの方が100倍熱くなります。

コンセプションは爆発的なパワーと身体能力ですが小さいし雑なのでまだ未知数な部分が多いです。
久高はどうも本人がイメージしているより試合では手数や試合支配能力が欠けるところがあるが
意識を変えて挑戦者の気持ちでファイトすればまだまだ力を出せる気がします。

コンセプションの迫力に飲み込まれたらやばいがそれに対抗しうる根性を見せて欲しい。

戦績的にも穴挑戦者だとおもってくれれば勝機はあるとおもいます。

是非実現して欲しいです。




フロイド・メイウェザーVSシェーン・モズリー

お互い、直近のビッグマッチがキャンセルになって
だったらこの二人が戦えば的な期待を抱いておりましたが
決定間近のようです。

とてもしびれる試合です。

第22代WBC世界S・フェザー級王者
第27代WBC世界ライト級王者
WBC世界ライト級名誉王者/EMERITUS CHAMPION
第28代WBC世界S・ライト級王者
第10代IBF世界ウェルター級王者
第11代IBO世界ウェルター級王者
第32代WBC世界ウェルター級王者
第6代IBA世界ウェルター級王者
第38代WBC世界S・ウェルター級王者
WBC世界S・ウェルター級名誉王者/EMERITUS CHAMPION
フロイド・メイウェザー・Jr(米国)
FLOYD MAYWEATHER JR
40戦全勝(25KO)

第12代IBF世界ライト級王者
第26代WBC世界ウェルター級王者
第3代IBA世界ウェルター級王者
第33代WBC世界S・ウェルター級王者
WBA世界S・ウェルター級UF王者/UNIFIED CHAMPION
第8代IBA世界S・ウェルター級王者
暫定WBC世界ウェルター級王者
WBA/Inter-Continental/S・ウェルター級王者
WBA世界ウェルター級王者/Super Champion
シェーン・モズリー(米国)
SHANE MOSLEY
52戦46勝(39KO)5敗1NC

戦績や年齢からすればメイウェザー有利でしょうが
脅威のハンドスピードでコンパクトながらもフルスイングで破壊的なモズリーの
パンチ、パワーがメイウェザーを捕らえるロマンも十分です。
前戦のマルガリート戦の仕上がりであれば楽しみで仕方ありません。

見所はスピードですが、全体のスピード、防御勘ではメイウェザーでしょうが
ハンドスピード、パワー、経験値ではモズリーでしょう。

スピード差がはっきりするのか、蓋を開けたら以外や以外モズリーの方が
速いかもしれません。

たぶん、デラホーヤVSメイウェザー戦のように

プレッシャーで押すモズリーに対しさばいてポイントかせぐメイウェザー
という展開が予想されますが、モズリーはもう一工夫してくるだろうし出来るだろう。

スピード差、仕上がり具合に差があるようなら

コラレスVSメイウェザー戦のようになってしまう可能性もちょっとだけありますが
モズリーは違うでしょう。

体格で劣らない相手には強いモズリー
敗戦は階級上のでかいやつばかりでコット戦は微妙なものでした。

コット、マルガリート、モズリー

で3段論法は全く通じませんが、一番強いだろうとおもえるパフォーマンスをしたのはモズリーだ。

彼の最高の状態のファイトを期待したい。
失意のアンドレ・ベルトの分まで頑張って
ボクシングキャリアの最後の最後で最高の名誉と栄光を手に入れて欲しい。

ある意味パッキャオVSメイウェザーより見たかった試合が実現しそうで
興奮せずにはいられません。

フェリックス・ディアス4戦目

フェリックス・ディアス(Felix Diaz)

北京オリンピック組ではこの人が順調に試合を重ねています。
Sライト級ですから王者たちはみんな有名で強いですが
どこまで登ってこれるか注目しています。

かつて日本の川内に負けたこともあるらしいディアス。
その人が五輪金なのだから本人の成長もすごいが川内もまたすごい。

決勝でのアテネ金のタイ人との対戦ではやりにくいタイ人を追い込み
コーナーで滅多打ちしてたのを思い出します。

やっぱポイントゲーム、タッチボクシングが主流とはいえ
この気持ち、迫力でしょと気持ちよかったのを覚えています。

詰めるところが鋭いプロ向きなボクサーだとおもいます。

ティモシー・ブラッドリーとかの方が速くてスタイリッシュにみえますが
こっちの方がアマチュアとしては格上、強かったのでしょうか、
そういうところも色々感慨深いものがあります。

それにしてもヨーロッパ(ドイツか)の会場も中継もボクシングという格闘技の
熱狂に欠けるなぁ。



プロフィール

プクー

Author:プクー
海外ボクシングファン歴20数年
自己満足のファイル倉庫。といってもDLしてる訳でなくすぐリンクが切れる。

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